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看護部

患者様にもご家族にも安心の看護

看護部では患者様の生きる力や思いを大切にしながら、確かな知識と技術を持って患者様にとっても、ご家族にとっても安全で安心できる看護を提供できるよう努めています。

検査や処置のこと、治療のこと、手術のこと、入院のこと、お薬のことなど、治療にあたっては患者様もご家族も不安なことや心配ごとがあるかと思います。

看護部では分かりやすく親切な説明を心がけ、常に気配りと笑顔を忘れずに患者様一人ひとりに最良の看護ケアを行っていきます。

看護部理念

患者さんとその家族に安心・安全で最良の看護を提供します

基本方針

  1. 1.患者さんのもっている生きる力・思いを大切に支援します
  2. 2.確かな知識・技術をもって看護ケアを行います
  3. 3.わかりやすい親切な説明を心がけます
  4. 4.気配りを忘れず笑顔で対応します
  5. 5.自己研鑽に励みます

看護部長挨拶

患者様及びそのご家族により添える看護を目指して


当院は、地域の皆様に信頼され愛される病院であることを理念とし、一般病棟、地域包括ケア病棟、回復期リハビリテーション病棟、療養病棟を併せ持つケアミックス型の多機能病院です。地域の方々がその時々の健康段階に合わせて安心してご利用いただき、安心して再び住み慣れた地域に帰ることが出来るよう多職種で連携しながらケアを実施しています。

私たちは患者さんとそのご家族に寄り添い思いやる看護を目標としています。患者さんに真心を持って接し、共感し、患者さんの持っている力を最大限に引き出せるよう個々の知識や技術を高めるための教育研修を積み重ねながら看護・介護を展開していきます。

病院と地域を繋ぐ、そして、人と人とを繋げる事がが出来る温かい病院であるようチームで協働しポジティブに歩み続けたいと思います。

2024年4月 看護部 部長 鶴見智子

看護教育プログラムについて

■ 教育目的

看護部の理念に沿った人材を育成するために、専門職業人としての成長及び自己研鑽の高揚を図ること。

■ 1年目(新人)研修の様子

■ 3年目研修の様子

■ BLS講習会の様子

病棟・センター紹介

2階東病棟

【病棟目標】患者さんの個性を尊重し、寄り添う看護を提供します

【病棟情報】

一般病棟、病床数:50床

【病棟紹介】

2階東病棟は、複数診療科の手術前後の患者さんが多く入院しています。

周術期(術前、術中、術後)における患者さんの状態に気を配り、不安な気持ちに寄り添い、安心して入院生活を送れるようにサポートします。

様々な疾患を抱えている患者さんに他職種で関わり、患者さん個々に合わせた安心・安全な看護を提供します。

2階西病棟

【病棟目標】退院・在宅復帰に向けて、患者さんに必要な看護を提供します

【病棟情報】

一般病棟、病床数:45床

【病棟紹介】

2階西病棟では、各種手術の短期入院患者さんや糖尿病教育入院の患者さん、各科の比較的短期間入院の患者さんが多く入院されます。

高齢の患者さんも多く、環境変化による不安や混乱を最小限にできるよう、環境を整え、不安な気持ちに寄り添う看護を心がけています。

患者さんとご家族が安心して入院生活を送る事が出来るよう他職種と連携し、適切な医療と看護の提供に努めます、

3階東病棟

【病棟目標】思いに寄り添える病棟を目指して

【病棟情報】

療養病棟、病床数:52床

【病棟紹介】

3階東病棟は、長期入院の患者さんが多くいらっしゃいます。中でも透析治療を行っている方が90%以上を占めていますが、患者さんが笑顔で安全・安楽に過ごせるように、スタッフ一同でサポートしています。

また、治療上の関わりだけでなく、患者さんとのコミュニケーションを大切にし、身近な存在となるよう心掛けています。

新人からベテランスタッフまで、互いに協力しながら仲良く働いています。

3階西病棟

【病棟目標】患者さんの自立を支援し、在宅復帰を目指します

【病棟情報】

地域包括ケア病棟、病床数:50床

【病棟紹介】

地域包括ケア病棟(入院期限:60日)では、①急性期治療を終えた後、直ぐに自宅や施設へ戻るには不安のある患者さん、②自宅や施設などからの緊急入院患者さんの治療・看護・リハビリテーションを行うための病棟です。

私達は、「患者さんと御家族に寄り添い支援する」事をテーマにして、多職種連携を取りながら退院に向けてサポートしています。

4階東病棟

【病棟目標】充実したリハビリと、看護を提供します

【病棟情報】

回復期リハビリテーション病棟、病床数:50床

【病棟紹介】

4階東病棟では、脳血管障害や骨折などの急性期治療後の患者さんに対し、集中的にリハビリテーションを行い、日常生活動作の向上を図り、無事に退院が出来るように支援を行っています。

日々、患者さんの思いに寄り添いながら、笑顔で看護を提供することを心掛け、安全・安楽にリハビリを行える環境作りをしています。また、患者さんが安心して元の生活に戻れるよう、定期的に御家族・御本人参加のもとカンファレンスを行っています。

4階西病棟

【病棟目標】心地よく、安心できる療養病棟を目指します

【病棟情報】

療養病棟、病床数:52床

【病棟紹介】

4階西病棟には、内科・外科・透析治療の慢性期・終末期の患者さんが入院していますが、看護師・ケアスタッフが協力し合い、患者さんに療養生活をより良く過ごして頂けるようにサポートしています。

また、医師・看護師・ケアスタッフ・他部門スタッフと情報共有をし、患者さん個々の状態に合わせた看護やケアを提供しています。

透析センター

【目標】患者さんに安心で快適な透析を行います

【センター情報】

透析センター、病床数:72床

【病棟紹介】

透析センターは、患者さんが長い時間を過ごす場所です。ですから私たちは、しっかり患者さんに寄り添い、快適な空間をつくり、より良い看護を提供していく事を大切にしております。

センターには全72台の透析機器がありますが、安全に使用出来るよう、臨床工学技士が常に管理しています。スタッフ一同、患者さんに「安心の場」を提供するよう努めています。

外来

【目標】患者さんのニーズに応え、迅速な看護の提供を目指します

【部署紹介】

当院外来は常時10科・曜日指定3科で稼動しています。診察室では医師・看護師・DA(医師アシスタント)が患者さんの不安・疑問に応えられるように協力して業務に取り組んでいます。検査を受けられに来た方、受診に来た方が話しかけやすい環境の提供を目指し、笑顔と活気があふれる職場です。

手術センター

【目標】心と体に優しい手術を行います

【部署紹介】

当院手術センターは年間約1,350件、整形外科・血管外科・外科・泌尿器科・婦人科・眼科・口腔外科・脳神経外科・形成外科の手術を行っています。

主に、人工関節置換術・肩腱板断裂・下肢カテーテル治療・腹腔鏡手術などです。当手術センターは体に優しい手術センターを目指しており、低侵襲な鏡視下手術にも力を入れております。患者さんに少しでも安心して手術を受けて頂けるように、丁寧な術前訪問を行い、麻酔や手術に対する不安の緩和に取り組んでいます。

スタッフ一同、全ての患者さんに質の高い看護と医療を提供するため、日々全力で仕事に取り組んでいます。

ケアスタッフ部門

主な業務は、患者さんの食事や入浴・ベッド周囲の環境などの日常生活を安心して送られるように介助をすることです。看護師やコメディカルスタッフと協力しながら、患者さんとのコミュニケーションを大切に楽しく業務をしています。特に資格はいらないですが、患者さんに寄り添う病院の仕事に興味のある方、ぜひ一緒に仕事をしてみませんか。夜勤もあり、多様な働き方が可能です。

教育体制について

ケアスタッフとして確かなサービスが患者さんに提供できるよう技術の向上とコミュニケーション力の向上を目指して、定期的な研修を開催しています。 また、当院で働いている方は、医療法人明徳会主催の「ケアスタッフ養成アカデミー」を受講することが可能です。「介護職員初任者研修」の資格が取得でき、介護の基本を学ぶことができます。資格取得者が増えています。

看護師の声2024

手術室看護師

十全記念病院で看護師として働き始めて3年目を迎えました。

私が所属している手術室では、日々多くの患者さんが手術を受けられています。入職したばかりの頃は、手術室という特殊な環境の中で自分が働いていけるのか不安でしたが、先輩方をはじめ多くの方のサポートのおかげで、3年目を迎えた今では、ほとんどの手術に入らせていただくまでに成長することができました。

手術室は超急性期であり、患者さんと接する時間が少ない分、そのわずかな時間の中で患者さんの不安や思いを傾聴し、寄り添い、信頼関係を構築していくことの大切さを日々実感しています。手術前に行う術前訪問では、明るい表情と声色でお話するよう意識したり、表情が暗い方には「何か不安なことはありませんか?」と声がけしたりと、患者さんの不安を少しでも和らげることができるよう心がけています。以前、手術を受けられた患者さんと病棟でお会いした際に「リハビリを頑張ってここまで回復することができました。」とお話してくださり、自分の事のように嬉しかったのを今でも覚えています。

手術室の業務は専門的で日々学習が必要ですが、その分やりがいもたくさんあります。今後も患者さんがより安全・安楽に手術を受けられるよう日々の学びを大切にしていきたいと思います。

病棟看護師

十全記念病院で看護師として働き始めてから、1年が経過しました。私が勤務している地域包括ケア病棟では、在宅復帰を目的に、退院支援を行う必要のある患者さんが入院されています。疾患に対する療養を行いながら、本人・家族の希望にできる限り寄り添えるよう、多職種で連携を行いながら、退院先を考え、退院時に必要な状態まで回復できるよう関わっています。

私の勤務している病棟には、様々な疾患を抱えた患者さんが入院されています。入職当初は、毎日の業務に慣れることに必死で、患者さんとの関わりも日々の観察を行うことで精一杯でした。現在、私の病棟はパートナーシップ制度で看護を提供しています。先輩の患者さんとの関わり方や、どのような問題に視点を当てているのかなど、実際に一緒に患者さんのところへ行くことによって、考えを共有したり、先輩の対応の仕方などを見てさまざまな気づきや学びを得られています。また、自身が不安に感じる事に対しては、一緒に考え、振り返りをしてくださり、寄り添った教育をしてくださったため、たくさんのことを勉強することができました。

今までの経験やそれに加え、今後の関わり方での発見や気づきを活かし、患者さんにとってより良い、寄り添った看護を提供できるようこれからも努力していきたいです。

看護師の声2022

十全記念病院 2階東病棟 看護師(2020年4月入職)

⼗全記念病院に入職してから、2年が経ちました。入職して看護師という仕事はとても⼤変だと実感しました。そのような中でも先輩や⼀緒に働く医療スタッフの⽅たちの支えもあり、今⽇まで看護師として働くことが出来ていると思います。また、患者さんから「ありがとう」や「お疲れさま」など温かい⾔葉をかけていただくことも、頑張ろうと思える理由のひとつです。

私が仕事をする中で気をつけていることは患者さんが安⼼して入院生活を送れるように支援することです。手術に不安を感じている患者さんがいれば、術後の流れまで丁寧に説明するよう⼼がけたり、認知症で不安になっている患者さんがいれば安⼼できるような声かけをしたりしています。私が1、2年⽬の頃は、先輩の⼿を離れ⾃⽴しなければという思いや、⾃分の仕事に対する責任感を強く感じていました。徐々にできることが増え、チームの中で⾃分ができることはなんだろうと考え、誰か困っている⼈がいれば声をかけられるように努⼒してきました。

看護師3年⽬になった今では、私⾃⾝が先輩看護師として後輩に指導する⽴場にたち、後輩への指導に⼾惑うことはありますが、先輩たちのアドバイスや協⼒のもと、日々学習に取り組みながら仕事をしています。後輩看護師を指導していくなかで、最優先に考えることは患者さんのことだと再認識できました。看護師は業務内容が多く業務をこなすことに気を取られがちですが、医療の中⼼には必ず患者さんがいることを忘れないようにしたいです。

看護師はとても奥が深い仕事だと思います。看護に答えはないので、なにが患者さんにとって1番よいことなのか考え続けていくことが大切だと思います。日々の自分の看護を振り返り、それでよかったのか繰り返し考えていく必要があります。毎⽇学びがあり、反省があり、時には失敗もあります。その分、患者さんに「ありがとう」と⾔っていただけた時の喜びは⼤きいです。忙しい中でも優しさを忘れず患者さんに寄り添っていける看護師になりたいです。

看護師の声2022

十全記念病院 3階東病棟 看護師(2020年4月入職)

私が十全記念病院で看護師として働き始めてから2年が経ちました。私が勤務している長期療養病棟では、透析治療を行っている方を中心に様々な慢性疾患を抱えた患者さんが入院されています。透析患者さんならでは、長期臥床ならではの合併症の予防・早期発見のために日々の看護を実践しています。また、終末時期を過ごされる患者さんも多くみられるため、安心・安全・安楽に療養生活を送ることができるように日々の関わりを持っています。

入職当初は、業務内容を覚えることに精一杯で患者さんを看るということを理解できていませんでした。失敗を経験し、先輩方からの指導をいただき自己にて再学習をすることにより、少しずつ患者さんを看ることを考え実践できるようになってきていると感じます。学生時代には関わることのなかった臨床ならではの疾患と向き合い業務をしていく中で、看護の難しさを実感しています。看護師としての言動が患者さんへ影響するため、一つ一つを良く考えて実践することを心掛けています。そういった関わりの際に困ったときは、先輩方から患者さんとの関わり方や観察の仕方などを教えていただき、少しずつ知識や技術を習得しています。先輩方の観察力や着眼点から多くの気付きや学びがあり、日々刺激されながら楽しく仕事をしています。

これからも日々努力をし、患者さんに寄り添ったより良い看護提供が行えるよう仕事に励んでいきたいと思います。

看護師の声2020

伊藤 茜音|イメージ

十全記念病院で看護師として働き始めてから2年が経ちました。私が勤務している病棟は、慢性期で長期に渡って入院されている患者さんが多い病棟です。

私が看護師として大切にしている事は、常に患者様の気持ちを考えて行動する事です。言葉を話せず意思疎通が出来ない患者様や自分で体の動かせない患者様とどのようにコミュニケーションをとればいいのか初めは戸惑いました。患者様とコミュニケーションをとるには、まず自分が患者様の立場であったらどう感じるだろうと考えます。「痛い」「痒い」「苦しい」などの不快を少しでも取り除けるよう患者様の表情や行動をよく観察するようにしています。日々患者様の様子をよく観察することで、意思疎通が難しい患者様とコミュニケーションをとることが出来ます。患者様に寄り添い、患者さんの訴えに応えられた時はやりがいや楽しさを感じています。

次に私が大切にしている事は、いつも笑顔で患者様と関わる事です。長期に渡って入院されている患者様の中には生きる事に絶望を感じてしまう方もいらっしゃいます。そのような患者様が少しでも明るく前向きに入院生活を送れるように、看護師が明るく笑顔で接することが大切だと考えています。新人の頃は業務と、患者様のことを覚えるのに精一杯で目の前の事しか見えていませんでしたが、同じ病棟の先輩方や同期達と情報共有をしたり、報告・連絡・相談をすることで、私一人では見えていなかった所に気付く事ができ、今では周りを見て行動することが出来るようになりました。

いつも患者様を尊重し信頼関係を築き、患者様に寄り添い、より良い看護が提供出来るよう努力していきたいです。

看護師の声2020

阿部一喜|イメージ

静岡医療科学専門大学校を卒業し、看護師として働き始め1年が経ちます。入職した当初は緊張と不安でいっぱいでした。

また社会人としての礼儀やあり方など慣れないことばかりでした。学校では学ばなかった臨床での雰囲気の中で、業務内容を覚えていくため知識や技術が追いつかず悩むこともありました。しかし、病棟の教育担当者含め先輩看護師の方々に、悩みや疑問に対し丁寧に応えてもらったことで新たな知識や考え方を身につけることが出来ました。また職場でのコミュニケーションを積極的にとることで働きやすい環境にしていくことが出来たと思います。

私が勤務している一般病棟には様々な患者さんが入院しています。そのため提供する治療や看護も様々あります。最初は患者さんとのコミュニケーションを上手く取ることが出来ませんでしたが、先輩看護師と患者さんとの関わり方を見て、患者さんの精神的安楽に繋がるコミュニケーション能力が少しずつ身についてきたように思います。また、患者さんとしっかりと向き合い信頼関係を作ることで、感謝の言葉を頂く事も増えました。病棟の患者さん達は、様々な経過を辿ります。リハビリを経たのち自宅へ退院する患者さんや施設へ入所する患者さん、病棟で安楽に最期を迎える患者さんなどです。それぞれの患者さんに対しどう向き合い看護を提供していくか、1年経った今でもとても難しい課題です。疾患や今後の目標を見据えたアセスメント能力が必要になってきます。そのために日々学び続け、患者さんにとってより適切な看護を提供できるよう努力していくことが大切だと感じています。

1年を振り返ると、看護師としての1つ1つの行動が患者さんの生命に影響すること、そして看護の難しさを改めて痛感します。行き詰まりそうになることもありましたが、病棟の先輩看護師や同期の看護師、何よりも患者さんの笑顔や言葉に助けられ、看護師としてのやりがいにも繋がりました。今後も日々努力し責任を持って仕事に励んでいきます。

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