手術室看護師
十全記念病院で看護師として働き始めて3年目を迎えました。
私が所属している手術室では、日々多くの患者さんが手術を受けられています。入職したばかりの頃は、手術室という特殊な環境の中で自分が働いていけるのか不安でしたが、先輩方をはじめ多くの方のサポートのおかげで、3年目を迎えた今では、ほとんどの手術に入らせていただくまでに成長することができました。
手術室は超急性期であり、患者さんと接する時間が少ない分、そのわずかな時間の中で患者さんの不安や思いを傾聴し、寄り添い、信頼関係を構築していくことの大切さを日々実感しています。手術前に行う術前訪問では、明るい表情と声色でお話するよう意識したり、表情が暗い方には「何か不安なことはありませんか?」と声がけしたりと、患者さんの不安を少しでも和らげることができるよう心がけています。以前、手術を受けられた患者さんと病棟でお会いした際に「リハビリを頑張ってここまで回復することができました。」とお話してくださり、自分の事のように嬉しかったのを今でも覚えています。
手術室の業務は専門的で日々学習が必要ですが、その分やりがいもたくさんあります。今後も患者さんがより安全・安楽に手術を受けられるよう日々の学びを大切にしていきたいと思います。