内視鏡検査について
↓ 以下の症状があれば受診をしましょう!
〈 胃痛、胸やけ、嘔気、嚥下困難、腹部膨満などの症状がある場合 〉
→ 上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)を受けて下さい
〈 便秘や下痢、腹痛、血便などの症状がある場合 〉
→ 下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ)を受けて下さい
貧血、体重減少、低栄養などの症状があれば必要に応じて、上部消化管内視鏡検査と下部消化管内視鏡検査の両方の検査を行います。実際に内視鏡検査を行うかどうかは年齢や全身状態を鑑みて総合的に判断します。また、内服薬の調整なども必要になりますので、内視鏡検査を予約する前には一度外来受診をしていただく必要があります。まずは総合受付にお声がけ下さい。
内視鏡検査の重要性
①胃ガン検診、大腸ガン検診を受けましょう
胃ガンや大腸ガンは、早期に発見すると、その後の生命予後が非常に良いことが知られています。一方、早期から症状が出現する事は、ほとんどありません。そのため、検診を受ける事が大切です。ガンによる死亡率低下を目指し、定期的な検診受診を心掛けて下さい。
浜松市の検診では、胃エックス線検査(バリウム検査)の他、胃内視鏡検査(胃カメラ)を選ぶことが出来ます。
大腸ガン検診は、便潜血反応検査です。簡便で苦痛のない検査です。
検診の受付は当院5階『健診センター』で承っております。(TEL:0120-565639)
②検診で異常を指摘された場合、内視鏡検査を受けましょう
胃エックス線検査で異常を指摘された場合、上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)が必要となります。
ABC検診(ヘリコバクター・ピロリ抗体とペプシノーゲン1/2比)で異常を指摘されば場合も、ヘリコバクター・ピロリ胃炎関連を疑い、上部消化管内視鏡検査を行います。
便潜血反応検査が1回でも陽性になれば、下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ)の適応です。便潜血反応検査は感度が低い検査であるため、繰り返し行っても大腸ガンの可能性を十分に否定できませんので、ご注意下さい。
内視鏡検査は内服薬の調整や、前処置の段取りなど準備が必要です。まずは、消化器科を受診して下さい。
③以下の症状があれば受診をしましょう
心窩部痛(胃痛)、胸やけ、嘔気、嘔吐、嚥下困難、腹部膨満などの症状がある場合、上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)が必要となります。
便秘や下痢、腹痛、血便などの症状がある場合、下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ)が必要となります。
貧血、体重減少、低栄養などの症状があれば、上部消化管内視鏡検査と下部消化管内視鏡検査の両方を受けて頂く必要があります。
実際に内視鏡検査を行うかどうかは、全身状態を診察して総合的に判断いたします。また、内服薬の調整なども必要となる場合がありますので、内視鏡検査を予約する前には一旦外来受診をしていただく必要がございます。まずは総合受付にお声かけ下さい。
施設紹介
内視鏡検査室が2室ありそれぞれにオリンパス社製システム、FUJIFILM社製システムを導入しています。前処置室は壁とカーテンで仕切られており、プライバシーの保護に力を入れております。また、前処置を受けられる患者さん専用トイレのご用意があります。