
PRP療法・APS療法とは?
近年プロスポーツ選手などの治療としても注目を浴びたPRP療法は、患者さん自身の血液を遠心分離してつくられるPRP(多血小板血漿)を用いて行う治療です。
APS療法とは、これまでヒアルロン酸投与や人工関節手術などが中心でしたが、関節の痛みに特化した再生医療、次世代PRPの「APS療法」が当院で実施できるようになりました。
方法としては、患者さん自身の血液から抽出した成分を、関節内に直接注射するだけの簡単なものですが、関節痛の抑制と治癒が期待できる画期的で新しい治療です。
当院では第2種PRPの投与による関節治療、関節症の保存療法(疼痛・炎症改善)、第3種PRPの投与による関節軟部組織治療、筋腱組織修復(血管組織新生)について再生医療計画を受理されております。



APS療法
適応疾患
- ▪変形性関節症
実施実績 2018年10月~2019年3月末時点
計60件実施
PRP療法
適応疾患
- ▪足底腱膜炎
- ▪上腕骨外側上顆炎(テニス肘)
- ▪上腕骨内側上顆炎(ゴルフ肘)
- ▪膝蓋腱炎(ジャンパー膝)
- ▪アキレス腱障害(アキレス腱炎・腱周囲炎)
- ▪滑液胞炎の
- ▪ベーカーのう腫(膝窩嚢腫)
- ▪ガングリオン
- ▪肉離れ(筋不全断裂)
- ▪靭帯損傷
- ▪肩関節周囲炎、腱板損傷
- ▪TFCC損傷
- ▪難治性骨折

PRP療法は、国内では歯科口腔外科や形成外科分野での使用にはじまり、近年は整形外科領域でも様々な分野での臨床使用されています。スポーツ障害などに対して低侵襲な治療かつ早期回復などの臨床成績の報告もあることから、今後の発展が期待されている再生医療です。 人の血液を遠心分離にかけることで血小板を濃縮し、その血小板に含まれている成長因子を投与することで、ヒトの治癒力を極限まで高めたり、損傷した組織の再生を促進させようという理論です。つまり、血液の中に我々の傷んだ身体を治す成分が多く含まれているのです。また、PRPは患者さん自身の血液から作られ、同じ患者さんに投与されますので、アレルギー反応等の心配もありません。
この治療法は2000年ごろから欧米を中心に広く行われてきました。現在でも欧米のスポーツ選手は、怪我をするとすぐにPRP療法を受けたりするようです。メジャーリーグの田中将大投手が治療を受けたことでも話題になりました。
こんな症状の方に
- 慢性化してしまった症状を完治させたい方
- 定期的にステロイド治療を受けている方
- 薬剤アレルギーが心配で治療が受けられない方
- スポーツをしていて早期治療を希望する方
整形外科のトピックス


診察案内
- 診療受付時間
- 平日:午前8:30~11:30/午後:13:30~16:30 土曜:午前8:30~11:45
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